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ワイヤレスネットワークに接続する
コマンドラインから接続する
サポートされているハードウェアを動くようにする

ワークショップ: ワイヤレスネットワーク

ネットワークを開始することは、今日のインターネット常時接続の要求上必要不可欠なことです。小規模のプロジェクトにとって、さまざまな絶え間なく変化するハードウェアとドライバーについていくことはとても困難なことです。Haiku はFreeBSD といくつかの OpenBSD ネットワークドライバーを利用する互換レイヤーに依存しています。これは、大量のハードウェアのサポートを確保します。しかし、それらの 100% がサポートされるわけではありません。

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デスクトップアプレットの ネットワークの状態 (NetworkStatus) を使用して、特定のネットワークに接続できます。

Deskbar 内のネットワークの状態アイコンを右クリックして、ネットワークの公開名 (public name) を選択します (それはネットワークが送信する "SSID" です)。

join-network.png

ウィンドウが開きます。そこに、認証方式 (たぶん、WPA か WPA2 のどちらか。WEP はもはやセキュアな暗号ではありません!) とそのパスワードを入力します。次回このネットワークに再接続したときに同じ情報をすべて入れなくていいように、その下の この構成を保存 (Store this configuration) チェックボックスにチェックを入れます。
OK を押して、ログインプロセスを開始します。
ハードウェアとネットワーク構成によっては、これはしばらくかかるかもしれません。通知ウィンドウで情報が提示されるでしょう。

join-network.gif

通知ウィンドウが、いったん "Ready" と表示し、Deskbar 中の NetworkStatus のアイコンが緑の丸になったら、接続が確立されています。通知が "No link" で終わり、アイコンが黄色の三角なら、なにか異常が発生しています。おそらくパスワードが間違っています。

index コマンドラインから接続する

コマンドラインを使うのを好むか、スクリプトを使いたいか、または ~/config/settings/boot/UserBootscript で起動時に特定のネットワークへの接続を自動化するなら、ifconfig コマンドがあります。

ターミナルを起動して、以下の最初の行を入力して利用できるワイヤレスネットワークを検索します。

ifconfig /dev/net/iprowifi3945/0 scan
name                             address              signal  auth
haiku-top                        01:d0:19:a6:88:42        30  WPA
ArcorInternet123                 00:20:12:a4:29:e1        15  WPA

もちろん、ワイヤレスネットワークアダプタへのパスは修正する必要があります。
出力は、見つかったすべてのネットワークの公開名 (SSID)、MAC アドレス、信号強度および認証方式です。

ネットワークに参加するには、次の行を使い、各自の公開名 (SSID) とパスワードを挿入します。

ifconfig /dev/net/iprowifi3945/0 join {SSID} {password}

システム起動後、ワイヤレスネットワークアダプタの初期設定が完了していることを、ifconfig コマンドの実行前に確認してください。さもなければ、コマンドは無視されます。ハードウェアとネットワークの構成により、それはしばらくかかるかもしれません。通知を見てください...

index サポートされているハードウェアを動くようにする

サポートされた最新のワイヤレスハードウェアはそのままで動作するので、追加のファームウェアをダウンロード/インストールする必要はありません。

少数のかなり古いチップセット (Intel 2100/2200/2225/2915, Broadcom 43xx, Marvell 88w8335) は、バイナリハードウェアモジュールを必要とします。しかし、ライセンス上の理由から Haiku はそれらを含められません。これらのワイヤレスカードを動作させるために、必要なすべてのプロエタリなバイナリを取得してインストールする小さなスクリプトが含まれています。

ターミナルを立ち上げて、次のように入力します。

install-wifi-firmwares.sh

ライセンスを見なおして承認後、利用できるファームウェアファイルをすべてインストールします。

バイナリファームウェアファイルを install-wifi-firmwares.sh スクリプトで入手できない場合 (たとえば、Haiku でインターネット接続ができないため)、同様にこのシェルスクリプトをダウンロードし、wgetzip がインストールされたほかの OS から実行できます。
Windows ユーザーは、Windows 用の wgetzip を規定の位置にインストールする必要があります。それから、このバッチファイルスクリプトを使用してください。
このスクリプトは必要なファイルをダウンロードし、Haiku の /boot で解凍するための zip ファイルを作成するでしょう。解凍後、ターミナルを開いて以下を入力します。

install-wifi-firmwares.sh

ライセンスを見なおして承認後、利用できるファームウェアファイルをすべてインストールします。